データ可視化の章を担当した「生命科学データ解析を支える情報技術」の予約受付がAmazonで始まりました
仕事も収まり、ほぼ年末の気分になっている人も多いだろうと思うなか、 データ可視化についての章を自分が担当した書籍の予約受付が始まりました。
今回の書籍は生命科学データ関連の開発に関わることになった、 あるいは生命科学データ解析に何となく興味のあるエンジニアやデザイナー向けの本です。 言い換えると生命科学データ解析に関連の開発をこれから始める人達に向けて書いた本ということになります。
この書籍で自分はいくつかの生命科学データの可視化ツールについて初めてこの分野のサービスに触れた人でも操作できるよう細かく示しながら、 章全体としては生命科学データ解析でなぜデータ可視化が必要なのか・ どのようにデータ可視化が利用されるのか読者にイメージが伝わることを意識して解説しました。
生命科学データは多様性とボリュームが急速に拡大し続けていて、 そこに関連する技術やサービス・ツールも増え続けています。 すでに多くのサービス・ツールが使われ、そこでは様々なデータ可視化が提供されていますが、 生命科学の知見を理解しさらに新しい知見を探求するための道具であるデータ可視化の根本は 多くのケースで共通する部分があるように思います。
膨大なデータの蓄積のスピードに対応するように、 生命科学データ解析関連の開発も多様な技術の変化に対応する必要があります。 生命科学データ解析は、技術の変化や発展を楽しめるエンジニやデザイナーが活躍できる分野だと思います。 そんな人達に届いて、開発を俯瞰するアイデアの一つとしてこの本が役に立って欲しいと願っています。